第25弾「質屋がお伝えする!世界の質屋事情〜アメリカ編〜」

2023年9月7日夜8時にマエダのYouTubeチャンネルで放映した内容です。
解説は質&買取マエダのGIA鑑定士の川口良仁とSDGs担当の川口恵がお伝えいたします。

YouTubeチャンネル第25弾!
今回は当社SDGs担当の川口恵がアメリカへ視察に行ってきました。
そこでリサイクルやリユースの最新事情を学んできていますのでそちらを皆さんにお届けしたいと思います。

アメリカのフロリダへ!エステートセールとは?

今回は、アメリカのバカンスの地フロリダから質屋事情についてお届けします。
皆さんエステートセールって聞いたことありますか?
エステートセールを英訳すると不動産の売り出しとなりますが、日本でいう遺品整理・生前整理のようなものです。
日本の一般的な生前・遺品整理とエステートセールで大きく違うところは、なんと、

販売会場は
品物を売りたい方の自宅

になるというところです。


インターネットでエステートセールと検索すると会場となる住所と品物が掲載されています。予約などは必要なく、気になるお家を事前にチェックして、気軽に誰でも参加できます。住んでいた方はいなくて、エステートセールのスタッフの方が対応してくれます。
欲しいものが見つかったら、その場で購入できます。売る側は、家財道具を運ぶ作業も必要ないので、手軽な販売方法ですね。
こちらのお家には8人で鑑賞できるシアタールームもありました。

売りたいものには値札がこのように貼ってあります。すでに売れたモノには、soldの札が入っています。ライオンのオブジェは、9000ドルで販売されていました。

正直品物より、家のゴージャスさに目が行ってしまいますね。
お庭の先には湖があり、とても素敵なロケーションでした。ちなみに、この地域では湖沿いの方が不動産価値があるそうで、こちらの物件は111万ドルで売却されていました。

大豪邸でお宝探し?!

続いて2軒目に行ってみます!
こちらのお家は食器がたくさん販売されていて、ワインセーラーやお庭には大きなプールがありました。

私が訪問したセントラルフロリダは、ディズニーワールドやユニバーサルスタジオがあり、いろんな国の方が多く住んでいるような地域です。1200坪の敷地が当たり前といったような日本の家の感覚とかけ離れていて、大きなお屋敷が街の至るとこにあります。
日本でもよくある話ですが、高齢になり、ライフスタイルが変わり、小さな家に引っ越すこともこちらでもあるようで、今回訪問した3軒ともそういった理由でのエステートセールでした。

ウォークインクローゼットの中は、こんな感じで洋服たちがかかったまま、値札は付けずに販売されていました。使用済みの化粧品まで販売されていたのには衝撃的でした。

バカラ、TUMIやFENDIなどの有名ブランドの品物や絵画なども販売されていました。

エステートセールはだいたい2、3日間開催されるのですが、最終日に来場すると、なんと50~80%オフになったりしているものもあります。
自分が欲しいものが最後まで残っていたら、ラッキーですよね♪


続いて3軒目は収集家のお家みたいで、いろんなおもちゃが置いてあったので子連れの家族が結構いたり、収集家の老夫婦がいたりと幅広い年齢層の方が来られていました。ピアノや屏風など大きいものもありました。

今回エステートセール3軒見て周りましたが、手軽に使いたい方へ売買できてアメリカはリユースの文化が根付いた国だなとつくづく思いました。私も思わず、ペンやキッチン用品など個人的にゲットしちゃいました。

アメリカの質屋事情!

質屋さんは中古車屋さんが立ち並ぶ郊外にありました。
シドニーと同様、日本でいうリサイクルショップのようなイメージです。

アメリカの質屋さんの質札を見せてもらったのですが、IDの番号を控える他に、身長・体重・髪や目の色の記載が、あるのにはびっくりしました。
カウンターはとても厳重で、品物は引き出しでやりとりをするので、強盗が入ってきても、カウンター内には入れないようになっています。
貴金属、ロレックス、パソコン、工具、色々なものが販売されています。
拳銃やライフル、はたまたハーレーダビッドソンが置いてあり、アメリカらしい品物も置いてありました!

こちらの店の1ブロック先にももう一店舗の質屋さんがありました。
We buy goldの看板が店内の至る所に!
アメリカでも金の買取は日本と同様メージャーなようで、路上で金買取を宣伝するゴールドマンもいました。
川口常務も今度ゴールドマンになって宣伝してくれますか?笑
以上、アメリカからマエダのSDGs担当ケイがお送りしました!


本日も最後までご視聴いただきありがとうございました!
来月も7日8時にお会いしましょう!それではさよなら〜!

▼前回のオーストラリア編はこちら